久留米絣(くるめがすり)は、福岡県久留米市とその周辺で生産されている織物です。綿素材の織物は、通気性が良く夏は涼しく、冬は暖かく感じることができます。 19世紀初めに、一切れの木綿の古い布のかすれた糸をヒントに12歳の少女によって始り、デザインや技術の進歩により、大柄小柄絣、絵絣など30を超えるの技法を生み出しました。特徴は柄のかすれやにじみ、色は紺地に白または青抜きの絣柄で、親しみやすいです。 また絵糸書、括り(くくり)、染め(藍染)、織りなど30以上の工程を経て織られる久留米絣は、木綿ながらしわになり ...