今回は、幕末期にイギリスに派遣された5人の長州藩士、
いわゆる長州五傑の面々を写した写真からです。
長州五傑とは、井上馨(密航当時28歳)、遠藤謹助(同27歳)、
山尾庸三(同26歳)、伊藤博文(同22歳)、井上勝(同20歳)の5人。
彼らは攘夷運動が活発化する中、西洋文明の実像を知るべく、
1863年、国禁を犯して清国経由でイギリスへと渡り、
ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンなどで学びました。
この5人のグループは、長州ファイブ(Choshu Five)として、
ロンドン大学にも顕彰碑が建てられています。
今回ご紹介する写真は、英国に着いて1ヶ月後、
洋服が仕立て上がってから現地の写真館で撮影されたもの。
翻訳元では、5人の帰国後の経歴も併せて紹介されており、
偉人たちの実行力に、驚きや賞賛の声が寄せられていました。
引用元:https://www.reddit.com/r/HistoryPorn/comments/47ix3e/the_choshu_five_1863_877_1187/
チョウシュウファイブは、アレキサンダー・ウィリアムソン教授の元、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)で学んでいた。
1866年まで海外渡航禁止令が存在していたため、当時は日本国外に出ることは違法だった。
イトウ・シュンスケ。後に総理大臣となる。
イノウエ・モンタ。後の侯爵イノウエ・カオルとして知られる。
外務大臣、内務大臣、大蔵大臣を歴任。
ヤマオ・ヨウゾウ。子爵。トウキョウ帝国大学工学部の前身を作る。
また聴覚障害特別支援校の設立し、手話を日本に紹介した。
エンドウ・キンスケ。造幣局局長。国内通貨を統一し、
「役人だけが花見をしていてはいけない」という考えから、
オオサカ造幣局内の桜を公開する「桜の通り抜け」を提案した。
ノムラ・ヤキチ。後の子爵、イノウエ・マサル。鉄道庁初代長官。
「鉄道の父」として知られている。
世界の反応
- めちゃくちゃ勉強になったわ。
- ありがとう!
- それだけの成功を収めたなんて素晴らしいね!
- 今でも日本とUCLの化学科は交流があるんだよ。
- 僕も彼らと同じ大学に通ってた。
- 毎年数人の日本の化学者が来て、5人の功績のレクチャーをするんだ。
- 5人が秘密結社の一員として、イングランドのモンスターたちと決闘する。
- 大ヒットの予感しかしないぜ!みんな良い顔してるわ。
- 身につけてる物も上等じゃないか。
- 近代日本を創ったパイオニアたち。
- チョウシュウは1868年のメイジ維新の時に、
サツマと力を合わせてショウグンに対して反乱を起こした藩だ。
- あの人達の留学が日本の発展に繋がって嬉しい。
- あの男たちが帰国後に何を成し遂げたのか知りたい。
- みんな男前だなぁ。凄すぎ!
- 誰一人として留学を無駄にしなかったんだねぇ。
- 特に前で立ってる人なんかかなり良い男じゃないか。
- 彼らはセンタイヒーローの元祖だな。
- そして西洋に比肩する国を創った。
- 功績は分かったけど、誰が誰なのかも教えてくれ。
- まんま今こっちの学校にいる賢いアジア人って感じだ。
- あの時代にイギリスまで留学してるんだから、
親御さんたちはとんでもない資産家だったんだろうね。
- 知らなかった。
- 偉大な男たちだね。
- ワオー、かなり際立ったキャリアと言えるんじゃないだろうか。
- 冗談抜きで、留学がここまで成功した例は稀じゃないの?
写真が残っていることにも驚きですが、洋装でポーズを決めている姿がとても凛々しくかっこよくみえました。