奈良先端科学技術大学院大学の浦岡行治教授らは、たんぱく質を利用して半導体メモリーを作製することに成功した。室温でできるため、低コスト化が期待できる。研究成果は8日付の米物理学専門紙「アプライド・フィジックス・エクスプレス」に掲載される。
研究グループは、直径が13nmで内部が空洞になった粒子状のたんぱく質を利用した。内部に半導体電極となる酸化コバルトを詰め込み、シリコン基板上に塗った。たんぱく質は「自己組織化」という反応で表面に均等に並び、熱を加えてたんぱく質を取り除くと酸化コバルトだけが残った。従来はセ氏1000度以上で加熱する必要があったため、新技術は電極を安価にできるようになる。
そんな「超高密度半導体メモリを作製」の様子を見てみましょう。
- これからはPCに防腐剤振り掛けないと、カビが生えるかも。
- 自己組織化は今後のトレンドになるのかな?
- 時間が倍加するだけでコストも数倍化するからな。
- 中に詰め込む材料を変えれば、ほかの素材作成にも応用できるのかな?
- 実際に製造するとなると、かかる時間が重要になってくるぞ。
- 無機質の材料を規則正しく配列する作業工程に、タンパク質を利用するだけだ。
製品にタンパク質は使用してない。
- 奈良先端すごいな。
- たんぱく使ってる時点で期待できないと思うのは、俺だけか。
- でも、高純度のタンパク質作るの結構面倒じゃなくね?
- 内部に半導体電極となる酸化コバルトを詰め込み…。
- これが簡単に出来るのか?
- そんなに難しくない。
- 使ってるタンパク質はフェリチンという鉄貯蓄タンパク質。
- 30年くらいタイムスリップしたかと思ったわ。
鉄を与えず、酸化コバルトを与えたら勝手に取り込む。
- 実用性あるの?
- 綺麗に書けたとして、他のマスクパターンとどうやって合わせるんだよ。
- フェリチンなんて、動物の体内にいっぱいあるやつじゃないか。
- 作り方がこの話と似てるけど流行るのかな?
シリコンでエネ変換効率45%超の太陽電池作る技術開発 東北大。
- 大腸菌辺りに作らせるのか。
- 脳に電極ぶち込んで呼び出し機能つけたらいい。
- 高熱設備が要らない分、安くできるって事じゃね?
- 脳みそって、記憶媒体としてはあまり容量が無いらしいよ。
- そのうち生体とハイブリットなメモリが生まれる。
- ここには誰も突っ込まないのか?
- HDDで非磁性体のナノホールに磁性体を流し込んで、性能アップを目指してる研究もあったな。直接並べられるようにしろよって話だが。
電気機器にタンパク質を使うという発想が面白いですね!また安価に製作できたり、高性能な機能も約束されているのなら素晴らしい発見でした。