「大地」が全ての命を育む力を「蔵する」ように名付けられたとされ、親しみを込めてお地蔵さん、お地蔵さまと呼ばれています。
姿は出家僧や「子安地蔵(こやすじぞう)」と呼ばれる子供を抱く姿、小僧姿も見かけます。
地蔵は子供や水子の供養をし、関西ではお盆のお祭りとして身近な存在です。
また日本全国で道の神として道のかたわらに祀(まつ)られ、「子供の守り神」としてよく菓子が供えられます。
そんな身近によく目にする「お地蔵さま」に世界の方はどう感じているのでしょうか。
世界の反応
- これが地蔵か!
- とても感動するね。
- 東洋にはこういった理解し難い習慣があるんだ。
- 俺はこれを見て心に来るものがある。
- 生きた木に何かを飾るよりは、こういう像に飾る方が願いが叶うような気がするな。
- 見た目怖すぎ。
- 調べて初めて地蔵と呼ばれる神様だって知ったんだ。
- とにかくたくさんあるよね。
- 日本にいたころ、いたるところで見かけたよ。
- 悲しくなりそうな場所だね。
- 種類やご利益もさまざまなのかな?
- 地蔵は地元の守護神として大切にされているものだよ。
- 最初は小さな石像を意識していなかった。
- この赤い帽子になんの意味があるのですか?
- 考え深いです…。
- これは日本の文化であって我々は彼らの文化を尊重しなければならない。
- 観察してみたけど少しずつ異なることに気が付いたよ。
- 小さな祠が建てられている場所もあるよね。
- 服を着ていたり、お供え物がされてあったりしてある。
- 誰が世話をしているんだろ?
- 地元の方だと思うよ。
- 日常的に見かけるよね。
- 日本では子どもたちの守り神と信じられているみたい。
「道のかたわらにちょこんと座ったお地蔵さま」は日本ではよく見かける光景ですが、世界の方にはちょっと異様に感じた方もおられるようです。
ですが、その意味を理解するとすんなりと受け入れてもらえるようでした。
お地蔵さんは存在感があり、いつも見られている感じがします。
確かに日本には異様な雰囲気をもったお地蔵さんが存在しますが、
それはお地蔵さんと風景がなじんでいるからこそなんでしょうね。